川上英幸のブログ

脚本家川上英幸がゆるゆると書き残すブログです
主に野球、相撲、競馬、読書、映画関係

2015年7月のブログ記事

  • スキャナー・ダークリー

    フィリップ・K・ディック後期の名作 これを書いたおかげで、この作家ジャンキーじゃねえかと、警察に疑われるようになってしまったというやつですw まあ、この作家は結婚と離婚をやたらと繰り返し、常備薬のアンフェタミンが切れたため、密売人からジェネリックもどきを買って膵臓と神経衰弱で入院したり、私生活にい... 続きをみる

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  • 用心棒日月抄

    非常にユーモアの効いた藤沢作品 これはシリーズになっていて4作で完結します 主人公は故あって人を斬り、脱藩、国許から送られてくる刺客に追われながら江戸で用心棒稼業を務めます この第一作では、赤穂浪士の討ち入りも描かれ、巻き込まれていく主人公の姿が面白く書かれています そう言えば、大河ドラマ「義経」... 続きをみる

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  • カンタン刑

    多くの筆名を持ち、様々なジャンルで小説を発表してきた式貴士氏 SFとしての第一短編集がこの本となります 10篇からなる短編集なんですけど、少し驚いたことがあって取り上げました 表題作の「カンタン刑」 これはあまりにも残虐な殺人行為を犯した場合、死刑よりももっと苦痛を与える刑罰を設けた未来社会の話で... 続きをみる

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  • T型フォード殺人事件

    広瀬正氏唯一のミステリー本、長編1作と短編2作が収録されています 表題作はT型フォードの形状を上手く利用した密室物ですが、ちょっと文章だけだとなかなか理解させるのは難しいかも知れませんね 多少淡泊に感じるかもしれません むしろすぐれているのは短編「殺そうとした」 自動車教習所の教官が、生徒である主... 続きをみる

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  • エピファネイア

    2013年 菊花賞 エピファネイア 福永祐一 靭帯を損傷して休養中だったG1ホースエピファネイアが本日引退することが決定しました この馬はなかなか難しい馬で、勝つときはものすごく強い勝ち方をするのですが、負けるときはあっさりでした いつも、ジャパンカップのようなレースが出来れば史上最強馬になれたで... 続きをみる

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  • おれに関する噂

    筒井康隆の名作短編集 「熊の木本線」は名作ですね、「世にも奇妙な物語」で映像作品にもなったようです(ごめんなさい、見ていません) でも「熊の木本線」は映像にしたらあまり面白くなさそうw こういうのは文章で読むからじわじわとくるのですよ 「幸福の限界」とか地味に好きです 最近の若い人はレミング現象と... 続きをみる

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  • 大井川鐡道

    大井川鐡道でSLに乗りました C11 トーマスじゃなくて良かったw SLでC57とかD51とかありますが、動力車輪が3個なのがC4個なのがDがつけられます メンテが行き届いているせいかまだまだ活躍できそう コトコト揺られてのたった一駅 28分の旅 最後にシュボ―! そう言えば出発した駅にあいつがお... 続きをみる

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  • 失踪日記

    何度読み返したことかw 漫画家吾妻ひでおのベストセラー漫画、すべて実話の失踪日記 ある日突然、鬱と不安に襲われて失踪しホームレスとなる漫画家 しかし、実に逞しく生きていきますw テントとか張りたくないとかの意識が微妙でなお笑えます さらにこの失踪場所が後に私が今居住している土地であるというwww ... 続きをみる

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  • おもろ放談

    70年代、星新一、小松左京、筒井康隆ら数人のSF作家による対談がまとめられた本です これはもう、正直面白い しかし、これ、現在出したらすぐネットで叩かれそうな内容で溢れかえってますねw 昭和の時代の方が発言もおおらかで良かったということでしょうかw もう、真っ先に語られている「インフレ・貨幣制度・... 続きをみる

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  • 浜松城

    浜松城に行ってきました 浜松駅北口バスロータリーの1番か15番で乗車し、市役所南で下車、料金は120円です まずは本丸跡から それほど登るのは大変ではありません 中にも入りましたが城って割と退屈w 私だけかなw ジオラマやら、鎧やらが飾られておりました 撮影が許されるのかどうかわからないので撮影は... 続きをみる

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  • 復讐法廷

    今年テレビ朝日で同タイトルの2時間ドラマが田村正和氏主演で放送されました ドラマでは娘を殺された男が無実となった殺人者を処刑した行為が罪となるかという、この小説の土台部分だけを利用して作られていました、なので原作と言う扱いはせず、最後にクレジットでお断りを流していました そう、ドラマはこの小説通り... 続きをみる

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  • 真鍋博のプラネタリウム

    星新一氏の著作の多くの表紙絵&挿画を描かれた真鍋博氏 その挿画とショートショートの一部を紹介した一冊です 星氏の本では真鍋氏か和田誠氏のイメージがありますね 真鍋氏は以前に紹介したアガサ・クリスティーの表紙も描いており、独特の世界観があるイラストレーターです これは名作「おーい、でてこーい」の挿画... 続きをみる

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  • ドクターイエロー

    新幹線浜松工場一般公開に行ってきました 大混雑なため整理券が必要なイベントは一つに絞り、車両上げ、載せ実演を選択 なぜなら今回の対象車両がドクターイエローだからです 初めて生で見た。ドクターイエロー テレビで見るより黄色でしたわw 子供がなかなか見えないと言うので持ち上げてやりましたが4年生ともな... 続きをみる

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  • へんないきもの

    「♪あったかいんだから~」なんて一時流行ったフレーズも、こうもクソ暑いと誰も口にしなくなりましたw この本も一時話題になりましたね、自然界に生息するおかしな生き物を紹介する本です 先のフレーズのクマムシ、実は超生命体とも言われる生き物なのです 摂氏150度の高熱にも 絶対零度(-273度)でも生き... 続きをみる

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  • グラスワンダー

    1997 朝日杯3歳ステークス(GⅠ) グラスワンダー  (三宅正治) 昨日の中京記念、スマートオリオンが制したようなので、その父親のグラスワンダーをご紹介します まずは、朝日杯3歳ステークス 強い勝ち方です しかし、骨折等があり、長期休養を余儀なくされます グラスワンダー 有馬記念 1998 し... 続きをみる

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  • ガラオン

    ウルトラマンダイナに登場した三面ロボ頭獣ガラオン 密かに地球に侵入した3人組のミジー星人という宇宙人が玩具工場を装った基地でコツコツと組み立てていたロボット怪獣です しかし、一人の少年に発覚してしまい完成前に出撃します そう、これは頭だけで完成すれば全長400メートルになる予定でしたw 正面の顔は... 続きをみる

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  • ブラックホーク

    ブラックホーク スプリンターズステークス 1999 訃報が届きました 22日、種牡馬ブラックホークが亡くなったそうです。享年21歳 スプリンターズSと安田記念を制しただけでなく、短距離路線では常に安定した成績を残した名馬でした ブラックホーク 安田記念 2001 この安田記念は良く届きましたね 横... 続きをみる

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  • 狼の王子

    この頃邦訳が多い北欧の小説 今回はデンマークの作家がアイルランドを舞台に描くという珍しいスタイルの小説です アイルランドの田舎町で郵便配達人が発見した三体の死体 監禁、虐待、家族の殺し合い と、物騒な単語を並べましたが、本作は実に上手に読者をリードしていき、ラストの謎解きへと導いていきます さて、... 続きをみる

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  • 天皇の刺客

    曾我の十郎五郎の兄弟が行った暗殺はクーデターであった、という新解釈で書きつづられた一冊 しかし、この説はかなり昔から言われており(実際に生き残った弟は頼朝の邸で捕えられている)前に紹介した大河ドラマ「草燃える」でもそのように設定されておりました ただ「草燃える」では北条と敵対する架空の人物が兄弟を... 続きをみる

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  • 楽しい悪夢

    前に「サイコ」で紹介したロバート・ブロック 本書は12編による短編集 ブロックの真価がまさに発揮されている作品集といっても過言ではありません 特に最後の短編「頭上の佚儒」は鳥肌物の恐ろしさ、ヒッチコック劇場とかでやっていそうですな 訳者あとがきにはブロックの自己紹介文がのせられており引用しますと ... 続きをみる

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  • 砂上の影

    著者の久野四郎氏は昭和7年生まれ成蹊大学卒としかわかりません この本にはあとがきも解説もなく、また久野氏もこれ以外には全く違うジャンルの書籍を一冊刊行しているだけで、正直謎の作家であります この本には表題作を含む17本の短編が掲載されています その中の一編、私が特に気に入ったものをご紹介します あ... 続きをみる

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  • 神奈川沖浪裏

    葛飾北斎の富嶽三十六景の一つ神奈川沖浪裏 ダイナミックなタッチはゴッホら海外の画家に多大な影響を与えたそうな さて、今飾っているのはただ単に絵画ではなくて ジグソーパズルです なかなか粋なパズルでしょう トイザラスのセール品コーナーでフレームと合わせて売っていました しかも、これ紙ではなくてピース... 続きをみる

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  • オースミロッチ

    思いっきり内を突いた人気薄オースミロッチの奇襲 1993年宝塚記念 これはメジロマックィーンが勝った宝塚記念ですが、なかなか面白いレースとなりました このレースの前日、大雨が降り、馬場は不良状態、それもコースの内側は大荒れ そのため、ほとんどの馬が柵から離れた位置取りでレースを進めています しかし... 続きをみる

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  • 最終戦争

    今日泊亜蘭(きょうどまりあらん)氏は大正10年生まれのSF作家 日本SF開拓者の一人でありますが、SFマガジンの初代編集長である福島正実氏からは敬遠されていたそうで、あまり評価されていないように思います この短編集も本人が「あとがきに代えて」と称して書いているように字使いの統一がなされていません ... 続きをみる

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  • 風流太平記

    山本周五郎作品にしては異色な娯楽長編です 新聞の連載小説だったせいかサービス精神満点 次から次へと展開が変化し、状況が変わっていきます いい意味でも悪い意味でもw 徳川御三家の一つがイスパニアの死の商人と手を組んで幕府転覆の謀略 ほら、山本周五郎らしくないでしょw やはり、山本周五郎作品としてはあ... 続きをみる

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  • 筒井漫画読本

    筒井康隆の小説を17人の漫画家が描いた一冊 それにしても、これを選ぶか的な作品が多くて笑えますw 「傷ついたのは誰の心」なんて蛭子さんが書いてこそ味がでますなw 「死にかた」は大好きな小説でも逆に漫画にすると味気なくなる 「トラブル」は絵にするとこんなに気色悪くなるのか 吾妻さんの「池猫」はなんか... 続きをみる

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  • フラワーパーク

    フラワーパーク 高松宮杯G1 (1996/05/19 中京競馬場) 短距離で活躍した名馬フラワーパーク 1200メートルの距離では圧倒的な強さでした この年はまだ高松宮杯だったG1と秋にもスプリンターズSを制します フラワーパーク スプリンターズステークス 1996 エイシンワシントン惜しかったw... 続きをみる

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  • モンスアーガー

    ウルトラマンダイナ「幻の遊星」に登場する怪獣モンスアーガー この話は海王星付近で謎の遊星が発見されるところから始まるのですが、初稿では琴座のベガ付近にしていたのですが、代理店の方からあまりにも遠すぎるのではと指摘が入り、変更となりました ネオフロンティアがテーマだけど、まだまだ太陽系からは出ること... 続きをみる

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  • はっきよい畑場所

    これも子供が小さい頃大好きだった絵本です 野菜たちが相撲をします 特に小さい大根と大きなスイカの一番は迫力満点 玉ねぎと人参の一番は玉ねぎの皮がむけてすべった人参の負けw 残念ながらゴーヤは休場中w こういうところに子供は食いつきます 何度も何度もけらけら笑っていました 星取表はこんな感じ 大人で... 続きをみる

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  • 舞の海&豊ノ島

    【技のデパート】 舞の海 好取組集 【 相撲 】 技のデパート舞の海 小さい人が大きい人を相手に相撲を取る、その見本のような取り口ですね しかし相手の方が嫌そうですよねw 小さい人を相手にする機会の方が幕の内では少ないでしょうから 琴欧洲  豊ノ島に敗れ右肩甲下筋挫傷で休場へ。 現役力士では小兵の... 続きをみる

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  • アイネスフウジン

    日本ダービー アイネスフウジン レースとインタビュー ダービーを逃げ切ったアイネスフウジン ウイニングランで巻き起こる中野コール 大レースに勝った騎手の名前を連呼する一番最初のレースでした 今となってはよく見られますが 中野騎手の馬の能力を信じた外連味のない逃げ、見事でした アイネスフウジンはその... 続きをみる

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  • 夏祭り

    今日は地元氷川神社の夏祭りです この櫓を担いできました 太鼓のすぐ後ろのポジション しんどかったですw 笛や太鼓は無形文化財 神輿と櫓は神社を出るときは軽トラの荷台へ また一年たったんだなと感じさせる一日です

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  • 尻啖え孫市

    鉄砲集団雑賀衆を描いた司馬遼太郎氏の傑作小説 この小説の主人公雑賀孫市はある意味自由人 秀吉の再三の誘いも断り本願寺につきます 時は一向一揆が隆盛、実はこのとき織田信長が本願寺を倒していなければ、日本は一向宗の宗教国家になっていたかもしれません 戦いに挑む前、孫市の周囲に多くの一向宗人たちが現れ「... 続きをみる

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  • 貴闘力

    貴闘力 対 大翔山 〜36発の張り手合戦〜 張り手ばかりの相撲は実はあまり好きではありません しっかり組んでからの相撲が私は好きです しかし、この人は張り手の応酬がすごい 相手もつられて張る 張って張って張って 最後は二人ともくたくたwww 千代の富士に張り手/貴闘力 ~1990.11 まあ、初顔... 続きをみる

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  • キングボックル

    帰ってきたウルトラマンに登場する怪獣、キングボックル ブルマァクの復刻版のソフビです。確か買えば定価6000円ぐらいだったかしら? 私がなぜこのソフビを持っているかというと、平成ウルトラの何かのシリーズでの打ち上げで、抽選会があり、脚本家の中で私一人が何も当たらず、ソフビの詰め合わせのようなものが... 続きをみる

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  • お岩と伊右衛門

    東海道四谷怪談、四世鶴屋南北によって書かれた怪談の評論本です 日本三大怪談、あとは番町皿屋敷、そして牡丹燈籠 しかし、東海道四谷怪談が一番古い出典で、今日ではいろいろとアレンジもされた新作も多く、様々な人になじみ深いのではないでしょうか? この本では第一章の「女はなぜ幽霊になるのか」という怪談入門... 続きをみる

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  • オーシャンエイプス

    オーシャンエイプス 新馬戦 07/1/20 マヤノトップガン産駒のオーシャンエイプス 新馬戦でのこの勝利でクラシックも期待されたのですが、結局大きいところは勝てませんでした いつの間にか引退 たいていの競走馬は悲しい現実ですが処分されてしまいます それだけサラブレッド一頭を所有することはお金がかか... 続きをみる

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  • 江戸の御触書

    よく時代劇に出てきますよね、いわゆる高札というやつです 幕府が庶民に対して示すもの その中で面白いものを紹介しています これも、時代劇や時代小説を書く上での資料と思って購入したのですが普通に面白い本でしたw 「火事場の野次馬は切り捨ててもよい」 「男色、男が男に狂うな」 「豪華な家は質素に改築せよ... 続きをみる

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  • ハイドゥナン

    タイトルの「ハイドゥナン」とは与那国島のこと これはなかなか壮大なスケールを持ったSF小説で、巫女というものがいかなるものかということを大胆に描いています 人間はついつい、この世を支配しているのは自分たちだと思いがちですが、そうではないことを痛切に感じさせる大作です 現在では文庫化され、加筆等され... 続きをみる

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  • ヤマニンゼファー

    ヤマニンゼファー 安田記念 1992 ヤマニンゼファー 安田記念 1993 ニホンピロウィナー産駒のヤマニンゼファー 非凡なスピードで安田記念を圧倒します でも、この馬見栄えが悪いのですよ 短足胴長で しかし、だからこそ短距離に向いたのか、回転の速い走りをします 安田記念連覇はあっぱれです しかし... 続きをみる

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  • 草燃える

    ネットで草は生えるものですが大河ドラマでは燃えるのですw 大河ドラマ「義経」では弁慶が仁王立ちして矢が刺さりまくり、義経のお堂がドッカーンして終わりましたが、実はその後こそが面白いのです 実は源氏の血など、幕府の象徴でしかなく、そのことにいち早く気付いたのが北条政子の弟義時であります 義時は政子と... 続きをみる

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  • 地球の長い午後

    巨大な温室と化した地球 その中で独自に進化を遂げた巨大植物 その中には歩行移動し、人間を食料とする植物も無数存在する 人類は地域ごとに分かれ細々と暮らしていた 未来社会テーマですが、現実に温暖化が進行するとこんな未来になるかも、と想像が浮かぶ作品です さすがにリアリティはありませんがw もとより温... 続きをみる

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  • 炎山

    あまりにも暑いのでこいつがどこかにいるんじゃないかとw ウルトラマンガイアに登場する自然コントロールマシン炎山(えんざん) 初めは「業火」という名前だったんですよ。今でもそちらの方が良かった そうしたら兒玉監督が業火はキリスト用語だから嫌だと突然言い出して、変更を余儀なくされました 業火って言葉、... 続きをみる

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  • アンドロイド

    ロボットという言葉はチェコの作家カレル・チャペックが考えたもの そのロボットをより人間に近づけたものがアンドロイド この小説が発表されたのは1958年 著者のエドマンド・クーパーはイギリス人ですが、この小説はアメリカで発表されました 何故ここまで人間に近いロボットが作られなければならなかったのかを... 続きをみる

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  • 天才はつくられる

    「ねらわれた学園」が有名な眉村卓氏 一時はジュベナイルの帝王みたいな時期がありましたが、中でもこの作品は秀逸だと思います 突如現れた天才グループから命を狙われる主人公 実は主人公にはある種の超能力が宿っていた 今では古いかもしれませんが、まあ、普遍的なテーマと言っていいでしょう この作品を上手にリ... 続きをみる

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  • 地虫鳴く

    直木賞作家木内昇(のぼりと読みます、女性です)氏の新選組小説 しかし私も新選組好きですよね、何冊目だろうねこれでw この小説三人の隊士の視点を使って書かれている小説で、近藤、土方、沖田などはみんな脇役です 一人は阿部十郎 この人は後に馬上の近藤勇を狙撃します しかし、近藤は肩に鉛玉を食らったまま、... 続きをみる

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  • ベガ&ホクトベガ

    ベガ 桜花賞 1993 ベガ 優駿牝馬 オークス 1993 先日夏の大三角形を見上げたので、その中でひときわ輝くベガ この名は顔の流星に、ぽつぽつと星座のような模様があったことから名づけられました 生まれつき脚が曲がっていて、オーナーは競走馬にはなれないかもしれないと思ったそうな そんな馬が大レー... 続きをみる

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  • 緋色の囁き

    綾辻行人氏の「囁き」シリーズ第一作 女学園の寮、連続殺人、夢遊病 オカルトサスペンスの味わいを取り入れながらもしっかりとした、本格推理小説に仕上がっている傑作の一つです これ、20代の頃、何とか映像化できないか、必死で企画書起こしましたね ただ、なかなか上手くいかなかった 綾辻氏といえば邸シリーズ... 続きをみる

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  • 若島津

    昭和57年 九州場所 若島津VS北の湖 若島津、細身の大関が北の湖を倒す一番 若島津といえば得意技は釣りなのですが、あまり映像がないですね寄り切りばかり 何と言っても驚いたのは硝子坂の高田みずえさんと電撃結婚したこと よく各界の妻として収まったものです もう一番朝汐戦 昭和56年 初場所 若島津V... 続きをみる

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  • 侠客

    江戸時代、武士は嫡男が親の跡継ぎ、二男三男は嫡男に何かあった場合のみ家督を継ぐことが出来ます 嫡男が健康で優秀であれば、二男三男などは必要なし、こういう人たちを部屋住みと呼んでいました まあ、居候のような扱いですなw そんな輩がやがてつるみだして悪さをし始めるのです いずれ家督を継げるわけでもなし... 続きをみる

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