侠客
江戸時代、武士は嫡男が親の跡継ぎ、二男三男は嫡男に何かあった場合のみ家督を継ぐことが出来ます
嫡男が健康で優秀であれば、二男三男などは必要なし、こういう人たちを部屋住みと呼んでいました
まあ、居候のような扱いですなw
そんな輩がやがてつるみだして悪さをし始めるのです
いずれ家督を継げるわけでもなし、品行方正に生きていられるか、てな感じですかね
そういう人たちのことを旗本奴と呼びました
しかし、庶民の方も黙ってはおりません
二本差しをいいことに悪さを繰り返す旗本奴に対して庶民も徒党を組み町奴となって対立します
その町奴の代表格が番随院長兵衛、この小説の主人公です
そして旗本奴の代表とも言っていいのが水野十郎左衛門
さあ、対決の行く末はいかに!
ちゃちゃんちゃんちゃん