川上英幸のブログ

脚本家川上英幸がゆるゆると書き残すブログです
主に野球、相撲、競馬、読書、映画関係

コロサス

ハヤカワSFシリーズ、いわゆる銀背
この作品、映画にもなったのに一度も文庫化されなかったのが不思議
昨今でもはやりのAIが人間を支配するという話、その先駆けと言ってもいい話ですね
アメリカで作られた巨大コンピューターコロサス
人間の判断を得ずともあらゆる軍事行動を発動できる権利をこのコンピューターは与えられます
すると(東西冷戦時代の小説ですので)なんとソ連にもガーディアンという同じような巨大コンピューターがあることを察知するのです
ガーディアンと通信しはじめたコロサスはガーディアンを支配下に置くと人間を完全支配下に置き始めます
まあ、これはコンピューターというある意味完全なものの独裁をうたってはいますが、人間に置き換えてもそれは言えるわけで、すべての人間を思うようにコントロールしようと時の指導者が考えるとろくでもないことが起こるという啓示でもあります
古い作品ですが現代にも通じるテーマを持っていますね
ハヤカワ文庫、文庫版出版(もちろん新訳で)お願いいたします

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