川上英幸のブログ

脚本家川上英幸がゆるゆると書き残すブログです
主に野球、相撲、競馬、読書、映画関係

ノンフィクションのブログ記事

ノンフィクション(ムラゴンブログ全体)
  • モグラびと

    ニューヨークには地下生活者なる人々が存在し、その人たちを直撃したルポ 日本でも隅田川の横あたりや大きな公園とかでホームレスが居住地を作りコミュニティをはかっていますが、ニューヨークではどうやら地下のようです マンハッタンの岩盤は結晶片岩で地盤の変動で大きな洞窟が出来たそうな それもセントラルパーク... 続きをみる

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  • お岩と伊右衛門

    東海道四谷怪談、四世鶴屋南北によって書かれた怪談の評論本です 日本三大怪談、あとは番町皿屋敷、そして牡丹燈籠 しかし、東海道四谷怪談が一番古い出典で、今日ではいろいろとアレンジもされた新作も多く、様々な人になじみ深いのではないでしょうか? この本では第一章の「女はなぜ幽霊になるのか」という怪談入門... 続きをみる

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  • 太陽系はここまでわかった

    昨日、小学生の子供が学校の授業で市内にあるプラネタリウムに行きました そして、宿題として出されたのが夏の大三角形を見つけること なんて素敵な宿題だろうと、夜になり、家族三人庭に出て空を眺めました 冬と違って夏は乾燥していないので星が見にくいのですが、昨夜は幸いにも天気が良かったので無事に見つけるこ... 続きをみる

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  • 円谷英二の映像世界

    今日はこれを紹介しようと狙っていたら、すでに円谷英二氏がツイッターのトレンドにあるというw さすがですね 特撮ファンは素晴らしい! 円谷英二氏はウルトラマンを代表する日本特撮において欠かせることが出来ないというかパイオニアなお方なのですが、誕生日が7月7日の七夕生まれなのです そして、この一冊はそ... 続きをみる

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  • ウルトラマンを創った男

    金城哲夫 おそらく、私が誰よりも早く覚えた脚本家の名前です ウルトラマンやウルトラセブンには他にも多くの脚本家が参加していますが、なぜか金城氏だけ、特別なインパクトがあります 何でだろうと、考えてみると、当時は同じ苗字でかねしろと読むプロ野球選手が何人か存在していたので、それをきんじょうと読むのが... 続きをみる

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  • サムの息子

    これは1976から77年にかけて6人もの人間を殺し、7人負傷させた殺人犯のルポです デヴィッド・バーコウィッツ、ニューヨークでは死刑がないため懲役365年の判決を受け、いまだ服役中です サムの息子というのは彼が犯行当時に名乗っていた名前 おそらく黒人の犯行だと見せかけようとでもしたのでしょうが、こ... 続きをみる

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  • カラシニコフ

    つい最近アメリカのコルト社が破綻しました コルトと言えば、コルトガバメント、そう銃の製造会社です 最近では軍でもコルトの銃を使わなくなったそうで、老舗としての看板を守ることが出来なかったようです さて、ここで世界で一番世の中に出回っている銃とはなにか? カラシニコフAK47 そしてこの銃を開発、製... 続きをみる

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  • 死刑囚の最後の言葉

    宅間守・宮崎勤・永山則夫・・死刑囚たちの最期の言葉 宅間、宮崎は論外ですが永山則夫については過去に個人的にいろいろと調べました 無知の涙や小橋などの著作も読み、犯行当時未成年であったことなどいろいろと考えさせるものがありました しかし、彼がいつしか、死刑廃止のプロバガンダのように扱われ、さらには本... 続きをみる

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  • 江戸の科学力

    これも資料としての意味合いも深い本なのですが、これは普通に読んでもただただ面白い 是非とも多くの人に読んでいただきたい一冊です 「からくり」啓蒙の人細川半蔵から始まり 玉川兄弟、青木昆陽、平賀源内とメジャーな方々が並んだあと 大坂の町人天文学者間重富 新帆布を考案して海運を発展させた工楽松右衛門 ... 続きをみる

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  • 連合赤軍「あさま山荘事件」の真実

    時代のせいと言ってしまえばそれまでですが… 昭和47年、私が5歳になる年ですか、とんでもない事件が起きました 連合赤軍の5人が宿泊施設に人質を取って立てこもりました もう、この時はテレビはずっとこの模様を放送していたそうです(さすがに私は記憶がないw) 今でも時折、昭和の事件を編集した特集でテレビ... 続きをみる

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  • 星新一

    本を読む習慣がある方ならば、星新一の本は最低でも一回は読んだことがあるのではないでしょうか それほど偉大な作家であり、日本SFの草分けに大いに貢献した人です この本は電気にありがちなその人の人としてをいい面でも悪い面でも書いており、逆に星新一の熱烈ファンにはお勧めしにくい一冊です 1001話(もっ... 続きをみる

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  • アル中病棟

    吾妻ひでお氏によるノンフィクション漫画 失踪日記の第二段になります 完全に今では断酒しているせいか、失踪日記より線がしっかりとしており、そこは少し悲しい(なんでやw) しかし、恐ろしい所ですねこういう病院は、私は絶対に入りたくないのでなんとかど根性でアル中にはならないようにしますw しかし、こんな... 続きをみる

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  • 犯罪紳士録

    小沢信男氏の犯罪ノンフィクションは他に「犯罪専科」などもありますが、本書はタイトル通り巻末に犯罪者たちの紳士録がのせられています紳士録は明治時代の原田きぬからはじまり、昭和のオンライン詐欺事件の犯人(この本にはしっかりと名前が書かれておりますが、もうとっくに刑期を終えて出所しているはずなので伏せさ... 続きをみる

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