川上英幸のブログ

脚本家川上英幸がゆるゆると書き残すブログです
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連合赤軍「あさま山荘事件」の真実


時代のせいと言ってしまえばそれまでですが…
昭和47年、私が5歳になる年ですか、とんでもない事件が起きました
連合赤軍の5人が宿泊施設に人質を取って立てこもりました
もう、この時はテレビはずっとこの模様を放送していたそうです(さすがに私は記憶がないw)
今でも時折、昭和の事件を編集した特集でテレビで放送されたりしますね
鉄球でガツンガツンと壁をたたき壊したりする映像
とにかく、当時はセンセーショナルな事件だったのでしょう
ところでこの事件をきっかけに爆発的に売り上げを伸ばした商品があったのですが?それが何かご存知ですか?
それはカップヌードル
大量の捜査員の食事として用いられ、それらが食べている写真や映像が大々的に紹介され、それを機会に国民食となりました
また、この事件は解決後が大変でした
逮捕された連合赤軍から、総括という名目の上で多くの若者たちがリンチにより殺され埋められていたことが発覚したのです
その数12人
群馬県警は供述をもとにそれらの遺体を掘り出すことになり、日本一死体を掘り出すのが上手い県警などと不名誉な称号をもらう羽目になります
この本ではそのリンチの仕方とか殺害方法などが、つたない絵で紹介されており心が痛みます
人はここまで残酷になることの出来る生き物だと痛感できる一冊です

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