新選組 手塚治虫
手塚治虫氏の新選組昭和32年に発表された作品です
当時はまだ新選組が悪役だった頃らしく、あまり人気がでないまま途中で終わりにしてしまったそうです
これは深草丘十郎、鎌切大作という二人の架空の人物が主人公
この二人が育む友情はなかなか爽やかで好感が持てます
漫画化の吾妻ひでお氏が昔手塚氏の絵を模写しようとしたところ一向に上手く描けず断念したということを別の本で読みました
吾妻氏曰く「手塚先生の絵は動いている」ので難しいのだそうな
これは主人公二人が芹沢鴨を斬るシーン
確かに躍動感が素晴らしい
神様と言われるだけのことはありますね

