川上英幸のブログ

脚本家川上英幸がゆるゆると書き残すブログです
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カリブソング

カリブソング☆第105回目黒記念 GII 1991年2月17日

名馬になりきれなかった競走馬
損な称号が似合う馬、カリブソング
後にメジロマックィーンの斜行により天皇賞秋で2着に入りますが、同じ年のこの目黒記念がベストレースでしょうか、トップハンデをものともせずに勝利します
もともとはダートで活躍していた馬。それがこの年金杯を勝利し、日経賞を二着した後、このレースを制します
ただ、時計のかかる良馬場という条件でないと強いレースが出来ませんでした。そこが名馬になりきれなかった所以でしょうか
カリブソングは9歳まで現役を貫き、晩年は地方の交流競争で活躍しました
しかし、ある朝、調教途中で急死してしまいます
確か人間で言う心筋梗塞だったかと思います
調教師の加藤師は種牡馬にする道もあったが、人気のない種牡馬の末路は逆に哀れと現役にこだわり続けたそうです
記録には残らないが記憶に残る一頭です

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