川上英幸のブログ

脚本家川上英幸がゆるゆると書き残すブログです
主に野球、相撲、競馬、読書、映画関係

神無き月十番目の夜


怖い時代小説です
江戸初期、常陸の山里、小生瀬のとある村
この村に住む300余りの住民が老いも若いも女子供すべてひっくるめて
虐殺されます
しかも実際にあったことだというのです
読んだあと、慌てて調べましたよ
しかし、そこは黒歴史
こういうことだったのではないか、との仮説はあっても本当のところはわからない
歴史というものは権力者の手で真っ黒に塗りつぶされることがある
その典型的なものだともいえます
その史実に果然と挑み、書き上げた本作はまさに傑作
文章も素晴らしく大きな賞を取ってもいいくらいの作品です
映像化したいですが、日本では無理かもしれません

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