ディアスポラ
イーガンも刊行されているものはほとんど読んでます
難解だ難解だとよく言われますが、SFですからね、なんとなくわかったような気になりながら読み切ればいいのですよw
30世紀の世界、人類は肉体を捨ててコンピューターないの仮想空間でアバターとして暮らすんですってw
もうこれだけでお手上げな人は手を挙げてwww
この作品は長編小説なのですが、第四部11ワンの絨毯という部分は、短編小説として先に発表されています(「プランク・ダイブ」早川文庫に収録)おそらく、この短編の世界観を大幅に広げてみようと思い立ったのでしょう
それがまんまとうまくいった、という感じでしょうかw
読みごたえがあって、わかりやすい(イーガンにしてはねw)傑作となっています
ちなみに筒井康隆は「幻想の未来」という長中編小説の中から、逆に「血と肉の愛情」という作品を切り取って発表しています。
こちらの方が珍しいかなw