川上英幸のブログ

脚本家川上英幸がゆるゆると書き残すブログです
主に野球、相撲、競馬、読書、映画関係

トウショウ牧場

なんともショッキングな記事が
そうですか、名門トウショウ牧場までもが……
メジロ牧場に続く大きなオーナーブリーダーの消滅です
悲しい
トウショウというと漢字の闘将を思い浮かべてしまいますが、創業者藤田正明氏の藤と正をたしてのトウショウなんですよね
代表産駒トウショウボーイは三冠馬ミスターシービーを生み出し
シスタートウショウ、スイープトウショウなどの名牝を生み出しました
時代の流れですかね
寂しいなあ
1976年皐月賞 - トウショウボーイ

シスタートウショウ 桜花賞 1991

スイープトウショウ 秋華賞 2004

繋養中の牝馬は10月の繁殖牝馬セールにかけられるそうですが、スイープトウショウの行先は未定
まあ、もう買い手はついているのでしょう
はあ~
ため息がでちゃいます、本当に

サクラバクシンオー

サクラバクシンオー スプリンターズステークス 1993

究極のスプリンター、サクラバクシンオー
1200メートルのスペシャリストですね
騎手の小島太(現調教師)も直線ぎりぎりまで追い出しを我慢し、ゴール近くでムチ、そこからぐんと伸びます
1994年スプリンターズステークス - サクラバクシンオー(CX)

そして連覇に挑んだ翌年
もう、昨年よりも強い内容
スピードに更なる磨きがかかりました
父親になってもこのスプリント能力は確実に受け継がれており、G1馬も排出
ノーザンダンサー系のエースと言ってもいいでしょう
今後はこの馬の後継馬から、バラエティ溢れるタイプの子供を期待したいです

裏切りの果実

アメリカから日本へと復帰直前の沖縄
当然今まで使用されていたのはドル、これをそっくりと円へと変えねばなりません
そこで10億円を積んだ現金輸送車が本土よりやってくるわけですが、これをそっくり奪ってしまおうというクライムノベルです
あとがきで山田正紀氏は現金強奪の映画が好きと書かれており、「現金(げんなま)に手を出すな」を挙げています
これ、今でも映画に出来ますよ
テレビドラマのスケールは超えていると思うので映画化しましょうよ
ただ小説としては山田氏にしては随分とそぎ落としてシンプルすぎる造りなので、少し要素を足さないといけないかもしれません
それはそうと、この本絶版じゃないよね?