日本ダービー　アイネスフウジン　レースとインタビュー

ダービーを逃げ切ったアイネスフウジン
ウイニングランで巻き起こる中野コール
大レースに勝った騎手の名前を連呼する一番最初のレースでした
今となってはよく見られますが
中野騎手の馬の能力を信じた外連味のない逃げ、見事でした
アイネスフウジンはその後引退し種牡馬となりますが、後継には恵まれませんでした
そして、それ以前に悲しいニュースが数年後飛び込んできました
この馬は３人の社長さんの共同持ち馬でしたが、三人が同じ日、同じ場所で自殺してしまったのです
バブルがはじけた影響で、三社とも経営状況が思わしくなくなり、倒産の危機に追い込まれての決断だったようです

ダービー馬のオーナーになることは一国の宰相になることよりも難しい
英国のウィンストン・チャーチルの言葉です
三人の社長さんもこのレースの後は至福の悦びを感じていたことでしょう
残念ですね