川上英幸のブログ

脚本家川上英幸がゆるゆると書き残すブログです
主に野球、相撲、競馬、読書、映画関係

草燃える

ネットで草は生えるものですが大河ドラマでは燃えるのですw
大河ドラマ「義経」では弁慶が仁王立ちして矢が刺さりまくり、義経のお堂がドッカーンして終わりましたが、実はその後こそが面白いのです
実は源氏の血など、幕府の象徴でしかなく、そのことにいち早く気付いたのが北条政子の弟義時であります
義時は政子と協力して父時政を追放
更には有力な御家人たちを次々と成敗し、北条執権による鎌倉幕府を盤石なものへとしていきます
承久の乱では後鳥羽上皇軍を破り、配流した後、京都に六波羅探題を設置
このドラマでは北条政子を岩下志麻、源頼朝を石坂浩二、北条義時は松平健
そして義経役は国広富之、この義経が悪童っぽくてなかなかいい。国広さんといえば81年にTBSで制作された大型時代劇「関ヶ原」で演じた小早川秀秋が素晴らしかった、その後誰が演じてもあの小早川秀秋には勝てないなあ
草生える、じゃなく草燃えるに戻るとラスト、琵琶法師となった滝田栄さんが平家物語を歌うシーンで終わりますが少し惜しい
祇園精舎の鐘のこえですな、音じゃないw

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