川上英幸のブログ

脚本家川上英幸がゆるゆると書き残すブログです
主に野球、相撲、競馬、読書、映画関係

創世の島

帯に「これぞ新世紀のサイエンス・フィクション」と書かれております
しかし、内容はかなりオールデーです
言ってしまえば古典的
とどのつまり、嫌っていうほどSF小説を読み続けた人間としては新しさのかけらもない、いたって普通のSF小説です
ただ、これからSFという文学に入門するなら、ある意味素晴らしい入門書となるやもしれません
ティーンエイジャーならw
現代でSF小説で新しい切り口と言うのはなかなか難しいのかもしれませんが、ここまで古典的な雰囲気を踏襲した作品と言うのもある意味珍しい
今までSF小説をあまり読まないで来て、この本を読んで面白いと思ったら、それこそバラ色の未来が待っています
今まで読んでいないSF作品で宝の山が待っていますからw

×

非ログインユーザーとして返信する