川上英幸のブログ

脚本家川上英幸がゆるゆると書き残すブログです
主に野球、相撲、競馬、読書、映画関係

2015年5月のブログ記事

  • 近藤真一

    1987 近藤真一 初登板 初先発 ノーヒットノーラン 近藤真一プロ初登板初先発でノーヒットノーラン! 実はこの日、私は友人と遊びに出かけていて、帰宅すると父親が 「おい、近藤がすごいぞ、全然打たれてないぞ」 と、かなり興奮していましたw 既にツーアウト、打者篠塚 その時、なんか嫌な感じが私の中で... 続きをみる

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  • 幕末新選組

    数年前にNHKで司馬遼太郎氏の「新選組血風録」のドラマ脚本を書かせていただきました 新選組はその理不尽さが好きです。寄せ集めの出自がロクでもない者たちが寄せ集まり、大義の旗を掲げた上で内ゲバを重ね、結果時代の変遷に乗り損ね滅亡する パッと咲いては散る桜、そんな魅力が人を引き付けるのでしょう この小... 続きをみる

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  • 巴戦の決勝

    北勝海vs小錦・霧島vs小錦・霧島vs北勝海 (平成2年三月場所・優勝決定巴戦) 相撲を見ていてこの時はもえたw 私は大関霧島を贔屓にしておりました 遅咲きの苦労人ながら、豪快な上手出し投げやつりだしを得意とした力士です 優勝のかかった大一番は何と巴戦 小錦、北勝海との対決も、ここは横綱であった北... 続きをみる

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  • 怪奇大作戦

    これ一冊だけなのが惜しい! 全6話、うち3作はドラマ作品を一部脚色して描いたもので、残り3作は桑田氏のオリジナル 「人食い蛾」「殺人回路」「吸血地獄」はそれぞれ「蛾」「死を呼ぶ絵」「二つの顔の少女」と改題されている それにしても、この3つのチョイスは少し微妙w 特に、怪奇には向いていないのではない... 続きをみる

  • 悪徳学園

    平井和正氏の人気シリーズだったウルフガイ 「狼の紋章」では犬神明、「狼男だよ」からは神明というルポライターが主人公にかわり、アダルトウルフガイとか呼ばれていました その先駆けとなった短編がこの本の表題作 「狼の紋章」はかなり好きな作品ですが、この短編は短編でかなり完成されており、読みごたえはありま... 続きをみる

  • リック・フレアー

    猛虎7番勝負 2代目タイガーマスク vs リック・フレアー リック・フレアーの雄姿を紹介します まあ、タイガーマスクは敵ではないですねw やはり、昭和のプロレスラーのリストにはなくてはならないレスラーです

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  • エド・マクべインの87分署シリーズにも「斧」というタイトルの話はありました。ある男性が地下室で背後から斧で後頭部をぶち割られ、殺害された死体が発見されるという話でした しかし、この小説はかなり乱暴かつ異質な小説です 主人公は再就職中 そのさなか、自分のライバルとなる元同業者を調べだし、次々と殺して... 続きをみる

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  • ニシノフラワー

    ニシノフラワー スプリンターズステークス 1992 いろいろ競馬を見てきたけど、これは凄い ニシノフラワーが勝利したスプリンターS この時、私は渋谷ウインズに友人とともに、モニターでこのレースを見守っておりました ニシノフラワーから流しで馬券を買っていた私も、ああ、ダメかと正直思っておりました そ... 続きをみる

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  • 神隠し

    昨今、「妖怪ウオッチ」というアニメが流行っているようで、いろんなことを妖怪の責任に転嫁することが、一部で問題視されているのだそうな でも、それは実は妖怪の使い方としてなんら間違ってないわけなのでw 小松和彦氏の著作は一時期はまって何作も読みました その上で言えることは妖怪は民俗学の中で生まれたもの... 続きをみる

  • ヒッチコックを読む

    これは大切な一冊 サスペンスの神様ヒッチコックの全仕事が収められています 思えばヒッチコック監督作品と私が出会ったのは高校生の頃でしょうか(それ以前もテレビで映画「鳥」とかを見ていたでしょうが、監督作品として認識はしていませんでした)裏窓、ハリーの災難、めまい、知りすぎていた男の4作品が日曜ロード... 続きをみる

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  • 奇跡のバックホーム

    78回夏の甲子園 熊本工業VS松山商業 奇跡のバックホーム これはリアルタイムで見ていたのですが鳥肌が立ちましたw あの位置からのストライク返球でしたからね 古豪の名門校同士の対決は見ごたえがありました 【甲子園07】佐賀北の栄光【高校野球】 もう一つは佐賀北 とにかくこのセンターが凄かった 春は... 続きをみる

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  • いさましいちびのトースター

    長崎訓子さんのこのカバー画、可愛らしくもスタイリッシュで好きですね これはSF作家トーマス・M・ディッシュが書いたSFメルヘン小説です 森の中にある小さな別荘で主人に置き去りにされた電化製品たちが、主を探す旅に出るという、ありそうでなかったストーリー 中には長崎氏の挿画もあり、電化製品の冒険の旅に... 続きをみる

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  • 小松辰雄

    1985 小松辰雄 1 速球王 解説者としての人気はいま一つのようですが(失礼)現役時代はものすごい投手であった小松さん ついたあだ名は「スピードガンの申し子」とにかく早かった この少し前には鈴木孝政、あとは阪急の山口高志が速球派でしたが、山口は選手としては短命に終わり、孝政は軟投派へと変わってい... 続きをみる

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  • ダイタクヘリオス

    競馬 20世紀の名馬 ダイタクヘリオス 本日はNHKマイルカップということで マイルと言えばこの馬ダイタクヘリオス 京都まで引退式に行った唯一の馬です ダイイチルビーとの恋仲説とかも囁かれましたねw この馬は負けるときに特徴がありました たいていが逃げ、先行の馬でしたので、勝つときは最終コーナーか... 続きをみる

  • NHKマイルカップG1

    もう、随分と昔の話になりますがNHKマイルカップで万馬券を取ったことがあります ウィンクリューガーとエイシンツルギサンで1,2着した2003年のレースでした なんとなく、今年はこの年に似ているように思います なぜ、この組み合わせを買ったかと言うと、二頭とも重要な重賞勝ち馬だったのです それは、アー... 続きをみる

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  • ブースカ!ブースカ!?第五話「サミサ!ちゃりんこ軍団」

    「ブースカ!ブースカ!?」 チャンネルNECOにて放送しています 是非ご覧ください 第五話「サミサ!ちゃりんこ軍団」は12日午後0時と8時の放送です!

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  • イナリワン

    昔大流行した馬のぬいぐるみ ゲームセンターに行くとクレーンゲームで必ず見かけましたが、最近ではめっきり見なくなりました シリーズも多く、このイナリワンは腹にあるスイッチを押すと、ヒヒィ~ンといななき、パカパカ走る音が響きます 我が家にはこのサイズの馬の人形が大きめの段ボール一杯分存在しますwほとん... 続きをみる

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  • 数とコンピューター

    1971年刊行の学習科学まんがシリーズの一冊です 所謂数学というものは今と昔でそう大きく変わってはいません。なので今でも普通に読むことが出来ます 数字の起源などから始まり暮らしの中の幾何学 そして算数から数学へ そろばんからコンピューターへと 二進法でしか数え方がなかったオセアニアの島では、1はウ... 続きをみる

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  • 犯罪紳士録

    小沢信男氏の犯罪ノンフィクションは他に「犯罪専科」などもありますが、本書はタイトル通り巻末に犯罪者たちの紳士録がのせられています紳士録は明治時代の原田きぬからはじまり、昭和のオンライン詐欺事件の犯人(この本にはしっかりと名前が書かれておりますが、もうとっくに刑期を終えて出所しているはずなので伏せさ... 続きをみる

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  • 国盗り物語

    時代小説からは王道のこれをよく下剋上と言いますが、本当に主君を退け大名となった人は鍋島直定とこの本の主役である斉藤道三の二人ぐらいではないかと言われています岐阜県の方に以前お聞きしたのですが、道三はやはり地元では土岐家をのっとった悪人と今でも思われているそうです、ちなみに山口の人は大内を追いやった... 続きをみる

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  • 盗まれた街

    ハヤカワSFシリーズで0001を記録するジャック・フィニイの「盗まれた街」これ私が購入した初のSF小説の文庫でもあるのです中学1年の時でした。それまでは図書室で夏目漱石を読み漁っていた時、新しく同級生になった友人からSFと言うジャンルを薦められ、筒井康隆、星新一、小松左京などを読みながら、自発的に... 続きをみる

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  • 丸ノ内線と銀座線

    レトロな丸ノ内線と銀座線子供の頃、この丸ノ内線にのって後楽園球場によく行った当時は日本ハムのファンクラブに入っていて、ほとんどただで試合を見れた内野スタンドは子供で溢れかえっていた。そのせいか、オールスターのファン投票で8つのポジション日ハムの選手で埋まってしまって2人辞退した人が出たんだよなあ

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  • どぐされ球団

    この漫画は月刊少年ジャンプに連載されていた作品で、同時期に「アストロ球団」という伝説的名作が連載されていたが、私はこちらの方が熱狂的に好きでした主人公の鳴海真介は甲子園のスターでエースで4番打者でしたが、打席で右手の人さし指が骨折しているのを隠して推定160メートルの大ファールを放ち、その衝撃で指... 続きをみる

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  • 終わりなき夜に生まれつく

    アガサ・クリスティからこの一冊これはポワロもミスマープルも出てこないミステリーそれでいて、過去、この作者が書いた二つの作品と、一つは構造が、もう一つはトリックが酷似している。しかし、そのようなことに目を瞑って読むとなかなか雰囲気溢れる名作なのです。そういえば、以前ツイッターで、バーコードのない文庫... 続きをみる

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  • 天皇賞(春)予想

    ◎サウンズオブアース〇アドマイヤデウス▲ウインバリアシオン△ラストインパクト、ラブリーデイ、デニムアンドルビー、キズナ本命対抗は若い4歳馬、白三角だけど怖いのはデニムアンドルビー、阪神で買って京都で消すの自身の格言を守ってゴールドシップは切りました、これが吉と出るか凶と出るかフェノーメノが出ていた... 続きをみる

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  • 50億ドルの遺産

    山田正紀氏の名前を出したのであえてこの作品も筒井康隆氏は「気まぐれ讀書ノート」という本で50億ドルは流石に多すぎるのではないか(現実味がない)と書かれていたが、現実はだいぶ近づいてきたのでは?ただ、これを映像化する場合はその時代に合わせた方がいいか、やっぱりだとすると同じ作者で「裏切りの果実」の方... 続きをみる

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  • 石の血脈

    寄生獣やパトレイバーが実写化されるのなら今こそ半村良氏の作品も映像化されるべきではないでしょうか?石の血脈を映像で是非とも見てみたいまあ、半分は駄作に終わりそうで怖いですがw一緒に脚本作りをしたいという、ディレクター、プロデューサーを募集しますこういうのは他にもたくさんありますね山田正紀の「謀殺の... 続きをみる

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  • エイジ

    江口寿史の1985年のコミックですボクサーの息子が老トレーナーに導かれ、当初は嫌がっていたボクシングの道を歩むことになる青春ギャグ漫画であり、ラブストーリーの要素も多大に含んだ作品ですでもね、何と言ってこの漫画のすごいところは始まりが終わりと言うところなのですwたった一冊それも主人公がボクサーとし... 続きをみる

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  • 外国人レスラー

    今朝の朝日新聞beで「記憶に残る昭和の外国人レスラー」と言う記事があった。20位までのランキングで1位はブッチャー、以下ザ・デストロイヤー、スタンハンセン、ルー・テーズ、アンドレ・ザ・ジャイアントと続く嬉しかったのはダイナマイトキッドが19位にいたこと、どちらかと言うとジュニアヘビー級のスピードの... 続きをみる

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  • 画像文明

    石原藤夫氏のSF小説は科学的根拠もたっぷりで、今でも時代を超えて読めるものが多いのだが、残念ながら、そのほとんどが絶版になっている。有名なのは惑星シリーズだが、ここでは6作の短編を収録した「画像文明」から一つをピックアップして紹介する。<以下ネタバレ注意>トム・ゴドウィンの不朽の名作に「冷たい方程... 続きをみる

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  • 青葉賞G2

    かつてはダービー2着馬をよく輩出していた青葉賞近年でもウィンバリアシオンやフェノーメノなど、ステイヤー系の馬が初めて脚光を浴びるレースとなっている。本日のレースはと言うと比較的地味なメンツで争われることになりそう個人的にはブラックバゴ、ヴェラヴァルスター、レッドライジェルなどに期待したいが、今年は... 続きをみる

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  • 少年宇宙人

    そうそう宣伝しておかないとこの本は原田昌樹さんという急逝された映画監督を様々な職でかかわった人たちへのインタビューを通して語られるというものすごい本です。将来、映像の職に就きたい人ならば、ウルトラ好きでなくても大いに役に立つとも思います。ちなみに私へのインタビューは「ブースカ!ブースカ!!」のコー... 続きをみる

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  • ブログ始めました

    来る5月3日は第151回天皇賞(春)G1が発走となる天皇賞馬、これが何ともいい響きであり、私はダービー馬の肩書よりも個人的には天皇賞馬の肩書の方が好きである。イナリワン、メジロマックィーン、ライスシャワー、淀の坂越え3200メートルを制した馬たちは皆タフでナイスガイな奴ばかり中でも私が好きだったの... 続きをみる

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